朝、三宮に集合し32名がバスに乗り込みました。
道も空いていたので京都には1時間ほどで到着しました。
修学院の近くから植物園まで15分ほど歩きました。
まずは研修棟に入って、A・B・C 3つのグループに
分けられ、私はCグループで温室から見学することになりました。
まず入ってトンキンニッケイの説明を聞き、
日本のニッケイはほぼ絶滅していると聞き驚きました(@o@)
この温室にはアセロラ、マンゴー、ミラクルフルーツ、胡椒、バナナ、コーヒーなど
なじみの深い植物が多かったです。
(バニラの実)
続いて漢方処方園に移動すると担当の方も変わりました。
この漢方処方園は1区画が代表的な漢方処方で構成されています。
例えば葛根湯という区画にはカッコン、シャクヤク、マオウ、カンゾウ
ショウキョウなどが植えられています。
四物湯の区画にはジオウ、シャクヤク、センキュウ、トウキが植えられていました。
(麻黄湯の区画)
次に香辛料園を案内されました。
ここにはおなじみのハーブであるラベンダー、コリアンダー、セージ、グローブなどが
栽培されていました。
続いて民間薬園へ行き、センブリやゲンノショウコ、ドクダミなどを見学しました。
こんにゃくが栽培されていましたが、匂いがきつかったです。
(こんにゃく)
トリカブトやジキタリスといった毒薬にもなる植物もありました。
最後に中央標本園です。
ここには絶滅危惧種に指定された貴重な植物も栽培されていました。
特に水辺の植物は水が農薬に汚染されて絶滅しているそうです。
黄ウコンと紫ウコン、芍薬・牡丹、ダイダイとみかんなどの違いも教えて頂きました。
たっぷり2時間半それでもまだまだ割愛した植物もいっぱいありました。
貴重な植物をたくさん見学することができました。