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HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟

大阪地方裁判所で昨日行われた
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟
第1回期日裁判傍聴に薬学生2名が参加して
感想を聞きました

傍聴券は当たらず、法廷には入れなかったそうです。


Nさんの感想
原告らの話を聞く限りでは、やはり国の対応はおかしいと思うし、製薬企業もしっかりと対応すべきだと思った。この薬害では、弁護士も医師もさまざまな立場の人間が動いていることが分かったし、医薬品は例えば作用機序は分からないが効果を示すものでもわからないものは使わないなど、責任を持ったことをしなければならない。国や製薬企業の今の態度を見ていると、原告が満足のいくような結果が得られるのはかなり時間がかかりそうな感じがした。
Yさんの感想
薬のことだけではなく社会のことなど初めてのことを多く学べました。先日薬害の講義で子宮頚がんワクチン薬害の内容は学んでいました。しかし、実際被害にあわれた患者さんの話、本人の言葉で実際に体験されてきたことを聞くことで、とても胸があつくなりました。原告側の少女たちは16〜21歳の自分と同じ年齢、自分と何一つ変わらない普通の女の子。私は子宮頚がんワクチンは打つか打たないか悩んでいるところでした。もしかしたら打っていたかもしれません、その時は同じ立場になっていたかもしれません。そう考えるとやはり他人事とは言えないと思い話を聞いていました。少女たちは贅沢なことは望まないから普通の生活がしたい。ただ、友達と話して笑って、遊んで勉強して、という生活がしたい。そう願っていると聞き、私はただ毎日勉強して友達とも話せて、今は薬学生として実習もさせてもらって、普通の生活だと思っていたがとても贅沢なことをさせてもらっているということに気付かされました。今回原告側の話し、被告側の話し、子宮頚がんワクチンの有効性、危険性を聞くことによって、やはり、少女たちに起こっている症状は子宮頚がんワクチンによるものなのではないかと思いました。報告会でも述べられてましたが、企業側は海外のエビデンスを述べていたようですが、日本人と外国人の体質は異なっているし、起こる症状も違うということをもう少し認識してほしいと感じました。また、薬剤師として、それらのデータ収集、日本人にはどうなのか、ワクチンとしてどうなのかを考え、患者さんの被害を少しでも減らせるのではないかと思いました。

今回勉強したことを忘れず、薬害も考えられる薬剤師になってください

2021年01月

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