大阪地方裁判所で昨日行われた
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟
第7回期日裁判傍聴にヘルシーメイトから薬学生2名が
参加しました
今回は兵庫だけでなく大阪や京都の学生25名が参加しました。
傍聴券は兵庫の実務実習生4名が当たりました。
最初に、原告本人の意見陳述(原告番号22番さん)があり、接種以降の身体の状況や学生生活、日常生活について話されました。
目の奥をスプーンでほじくられるような頭痛や記憶の障害、鉛を背中に張り付けられるような倦怠感、室内でも眩しくサングラスをかけて生活などはどの原告からもよく出てくる症状。学校が通学に協力的で、高校を卒業できたことはよかった。学校や職場の協力を制度として整備していく必要が
ある。
続いて弁護団によるプレゼン、今回はMSDの主張に対する反論でした。
裁判が終わっての報告集会では、毎回の期日で原告本人の意見陳述を行っていることについて、ワクチンと被害の因果関係がないとの主張に対して、一人ひとり違うのだけれども、総じて見て同じ被害、同じ経過をたどっていることを一人一人に語ってもらい、裁判官に感じ取ってもらいたいと考えているということでした。