今回は東神戸薬局のNさんのお誘い!
作者は養父市出身の漫画家で切り絵作家でもある寺尾知文さん(故人)
寺尾さんは20代だった1945年5月、2度目の召集で広島の部隊に配属され、
原爆投下時は約6キロ離れた所にいました。
市民らの救護に向かい生き地獄を目の当たりにし、戦後、児童向けの漫画などの作家として活躍。当時のことは「思い出すことがこわく」避けていたが、
やがて見聞きしたことを「たとえ拙くとも、後世に描き残しておこうと」
「還暦もすぎてから、私は駆り立てられるようにして絵筆をとり、きり絵を作成したそうです。
展示されているものは複製でしたが、とても細かな作業で作られた作品でした。